いま親子で読みたい絵本『とよとみひでよし』(ごろう)

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ごろうです。

 

立秋の候、今日から

蒙霧升降

霧が濛々と立ち込める頃合い。

もうもうと。

 

【立秋】

  • 初候 涼風至  7日~11日
  • 次候 寒蝉鳴  12日~17日
  • 末候 蒙霧升降 18日~22日

この猛暑の最中にあっても

日中はともかく、早朝や夕暮れ・深夜などは

秋の気配が感じられるようになった。

虫の音が心地よく響いている。

 

しばらく二十四節気と七十二候を追っているが、

現代にあわなくなっているところもあるものの、

知っているか知らぬかは大違い。

確かに季節の移ろいを感じとりやすくなるようだ。

ちょっと風流な心もちにもなる。

この季節感は日本人として大切にしたい感性だ。

 

さて、8月18日。旧暦では豊臣秀吉の命日。

今の暦では大体一ヶ月ほどずれるので

豊臣秀吉を祀る豊国神社(京都東山)の例祭(最も重要な祭祀)は

9月18日に斎行される。

 

その豊臣秀吉のおもしろい絵本を見つけた。

『とよとみひでよし』ダイレクト出版

[文]大木雄二 [絵]米内穂豊

 

戦前のもので、戦後なんと禁書処分を受けている。

絵本やのに。

 

帯に衝撃的な文言がある。

 

GHQが消し去った「英傑」の物語・・・

なぜ子ども向けの”絵本”が禁書処分されたのか?

 

日本経済大学准教授

久野潤氏推薦&解説

「戦後の歴史観により

もっともおとしめられてきた

人物の一人が、

豊臣秀吉ではないか」

 

なんて書いてある。

これはもう読むしかないでしょう。

(知らんけど・・・^^)

 

おっ!と感じたところを少し紹介すると、

 

「豊臣秀吉は、今から四百年ほど前に生まれた日本のえらい大将です。そして、日本人のだれからもそんけいされ、親しまれています。それは、秀吉がまずしい身分に生まれ、いろいろなくろうをしてえらい大将になり、日本のためにつくしただけではなく、大東亜の国々がしあわせになるように力をつくしたからです」

 

「秀吉がえらかったのは、(中略)、日本のことばかりでなく、アジア全体がなかよくなり、ともにさかえるようにと考えていたことです。(中略)。アジアの国々が手をにぎり、心を一つにして(中略)、おたがいにしあわせにくらそうと考えたことであります。」 

 

織田信長や徳川家康にも言えることだが、

当時の世界情勢を鑑みて大局的に戦略を立て実行している。

一国のリーダーとしての凄みが強く感じられるところだ。

(学校ではそんなことまったく習わなかったなぁ・・・)

 

一定の評価がなされていることでも、

その背景を知ると違う見方になることもある。

部分的に見るのか、全体的に見るのか

表面的に見るのか、本質を見るのか

どの立場で見るのか、どんな思いで見るのか

によっても当然見方が変わる。

いろんな見方ができること自体が面白い。

すべて正しいともいえるが不完全だともいえる。

この不完全さを前に謙虚でありたいものだ。

 

さらには、

 

大東亜の国々が幸せになるように・・・

アジア全体がなかよくなり、ともにさかえるように・・・

アジアの国々が手をにぎり、心を一つにして・・・

 

アジアの平和

世界の平和

大調和・・・

 

この発想!アシアトウアン

ではないか。

 

アシアトウアンというのは、

カタカムナ(=縄文あるいはそれ以前にあったかもしれない文明)の

”指導者”、あるいはその指導的”役職”のこと。

アジア(世界)の統合・平和を強く志向する者である。

カタカムナ自体は真偽のほどは定かではない。

でもその思いは本物だ。

生命至上主義であり、縄文の、少なくとも一万年を超える戦さのない

長き平和の時代を築いた大元にある考え方だといえそうだ。

豊臣秀吉のみならず、日本の歴史のいろいろな局面で

その思いが端端に発動している。

 

僕らの根底にはこの平和への思いが確かに流れている。

少なく見積もっても2万年くらいは続く大調和の思い。

特にこの8月はやっぱり平和を強く感じる。

この平和への思いこそ本当に大切にしたいし、

親から子へと引き継いでいきたいところだ。

 

ちなみに豊臣秀吉が亡くなったのは伏見城。

その本丸のあったところに桃山御陵(明治天皇のお墓)がある。

僕が子どもの頃、夏休みの夜祭でよく遊びに行ったところだ。

懐かしい。

親や親戚から豊臣秀吉や明治天皇に所縁のある地であることを

ちゃんと教えてもらった記憶がないが、

子どもの時にそんな話こそ聞いておきたかったと思う。

そして彼らがどれほどか素晴らしい人だったのかということも。

 

親は思っている以上に自己練磨が必要だ。

僕らの多くは日本の歴史や神話、アイデンティティーが欠けている。

時にこんな変わった絵本なども読み聞かせながら

父親であることのプレッシャーを楽しもうと思う。

 

こんなことを書いていたら

久しぶりに桃山御陵を訪れたくなった。

おとこ二人旅(日帰り?)で行ってみようか。

 

さりげなく小ゴローくんを誘ってみると

旧暦8月18日の頃が希望だそうだ。

カタ(陰)ではなくカム(陽)の選択。

なんともしあわせな親子時間である。

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